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奈良県を楽しむ

奈良県を楽しむとなりますと、いろんな行事があることが有名ですよね。
しかし、行事以外に楽しめるところとしたらどこがあるのでしょうか、たとえば、多くの仏像などを展示している博物館とかはどうでしょうか…。

奈良県には、博物館と美術館が多く存在します。鉄道沿線各駅から美術館があり、県庁所在地の奈良では、近鉄奈良駅周辺を地図検索しても、33件という数に上ります。
特にお勧めする美術館、博物館を紹介しておきますと、5か所に上ります。一つは、奈良国立博物館です。この場所は、奈良県各地からの文化財が納められており、「まほろば」を見つめることができる博物館として有名です。『正倉院展』など毎年開かれる特別展や、記念特別展なども見ることができますので、おすすめですよ。

それは寧楽美術館です。寧楽と書いてならと読む異字同音の名称がついた美術館です。この美術館は庭園の美しさで知られており、収蔵されている作品には、古代中国の青銅器、陶磁器だけでなく高麗から李朝にかけての足かけ900年にもわたる陶磁器を挙げることができ、第2次大戦の戦火を免れたものが多いという特徴があります。

さて、大和路周辺では、大和文華館と薬師寺大宝殿をご紹介しておきます。

大和文華館は、近畿日本鉄道株式会社創業50年(西暦1960年にあたり、元号では昭和35年)を記念して、同時にですが、平城京遷都1250年(当時のポスターが残っていて、展示されておりました{本年の4月終わりごろから5月初めに行われた近鉄奈良線100周年記念イベントにて})だったことから、この美術館が建設されたそうです。展示物としては、絵画類など日本的なものが多く、代表作として上村松園氏の美人画の展示で知られております。

薬師寺大宝殿ですが、薬師寺の伽藍内にあるために、薬師寺の宝物が眠っているのかと思いきや、仏足石などがあるだけですので、ほかの伽藍建築とともにセットで見ることをお勧めします。近くには墨の資料館と呼ばれる博物館もあり、職人さんが実演してくれるところが魅力だそうです。

南大和地方からは、博物館として、橿原考古学付属博物館を紹介します。
橿原エリアのモデルコースでも紹介しておりますが、古代から中近世までの豊富な資料が展示されています。それと双璧をなすのが、大官大寺跡近くにある奈良文化財研究所付属の飛鳥資料館と呼ばれる博物館です。
こちらも、考古学発掘で出土した遺物などを展示していることで有名で、飛鳥寺(現存)などを含む多くの寺院から発見された瓦などや、遺跡の遺物の展示、藤原京の復元模型等を見学することができるそうです。

いかがでしたでしょうか、詳しくは、ヤフーマップで「奈良 博物館」と検索してみてみるといいかもしれません。

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